2. Googleストリートビュー(道路)と(屋内)の違い
Googleストリートビューは2007年から始まったGoogleのサービスで、 Google mapmap上で360°道路を見渡すことができるサービスです。今では多くのユーザーに認知され、日常的に使用されています。
Googleストリートビュー(屋内)は2010年から店舗や施設の屋内での撮影が始まり「おみせフォト」として提供されていました。
2015年には「インドアビュー」という名称になり、2016年には道路を撮影していたストリートビューと名称が統一されています。
Googleが提供している検索・マップなどと連動しており、ユーザーの利便性も高まり、
あなたのお店や施設をWeb訪問者がとても見つけやすくなります。
ストリートビューで公開している360°VRはYoutube等と同様に簡単に自社のホームページやブログ等に
埋め込んだり、リンクを張り付けたりすることができます。
ストリートビューをWebサイト埋め込むとお客様がワンクリックするだけで、
自社のWebサイトから店内に誘導する事ができ、WebサイトのUXも格段に向上します。
Google Street View
ユーザーが現在地付近のビジネス情報や場所を検索すると、ローカル検索結果が表示されます。
この検索結果はGoogle検索やGoogleマップを横断した多数の場所が表示されます。
例えば「近くのイタリアン」と検索すると、ユーザーの近くにあるイタリアンレストランが表示され、こういったローカル検索をしたユーザーの50%は実際にお店に来店しています。
このローカル検索の際に、店舗の情報に写真やストリートビューがあったほうが、あなたのお店に対してのユーザーの関心は高まるでしょう。
商品・休暇・家族との時間、ちょっとした情報など、何かに関心を持った場合や、何かが必要となったときに、ユーザーは無意識に検索を実行しています。ほんの数年前までは、検索をするためにはネットに接続をしなければできなかったweb検索やマップ検索ですが、現在の消費者はわざわざネットに接続をしなくても、常時オンラインで生活をしています。
ユーザーは1日を通して「知りたい」「やりたい」「行きたい」「買いたい」と思った瞬間に検索を行っています。検索は家でパソコンで行う時もあれば、外出時にスマホやタブレットなどのモバイル端末で行う場合もあります。
消費者の意思決定や好みに影響を与えたいと考えるマーケティング担当者にとっては、こうした多くの検索という行動一つひとつがビジネスチャンスになります。ユーザーが検索を実行したときに、自社の情報をGoogleマップ上や検索リスティングなどで効果的に伝えることができれば、ビジネスをとても優位に進めることができるでしょう。
360°のVR映像はユーザエクスペリエンスを格段に高め、自社のサービスへの強い関心をひきだすことが可能となります。
いま日本では海外からの観光客が近年ないほどのスピードで増加しています。いわゆるインバウンド対策はどのお店でも取り組みたいテーマのひとつでしょう。
急に英語で話したり、すべての表示を外国語表示にすることは不可能です。
しかし、ストリートビューは言葉を使わなくても、あらゆる言語の人に一目でお店の雰囲気も含めた空間情報を伝えることができます。しかも、すぐにでも導入可能です。
日本でのパソコン、スマホでの検索エンジンの使用はGoogleとYahoo!で9割を占めています。Yahoo!はGoogleの検索アルゴリズムを使用していますので、9割の人がGoogleの検索アルゴリズムによって表示される情報を使用していることになります。
これら9割の人たちは、自分に必要な情報がもっと充実してほしいと願っています。行きたいお店を検索したときに、そのお店の情報を事前にしりたいと考えますし、何か欲しいと思ったときに価格について検索します。また、近年Googleは位置情報を基にするローカル情報の充実を推進しており、ユーザーが「近くの〇〇」と検索したときに得られる情報が急速に充実し始めています。
マイビジネスの登録やストリートビューの導入は、
こうしたローカル情報も含めた検索に対して強くアプローチしていくツールです。
新しくお店や事業を始めたのに、地図にも電話帳にも載っていないとしたらどうでしょう?どんなに素晴らしい商品やサービスを提供していても消費者はあなたのビジネスを知る機会がありません。
費用をかけてDMやチラシ、雑誌掲載を行っても、その効果は一時的だと感じていませんか?ストリートビューの導入やマイビジネスの登録は低コストでも、その効果はweb上で公開している期間はずっと続きます。